2020年1月、自動車保険の型式別料率クラスが改定! 保険料への影響は?

2020年1月、自動車保険の型式別料率クラスが改定! 保険料への影響は?

保険事業部です。

2020年も春分を迎えました。2月以降新型コロナウィルスの感染拡大の影響で生活面でいろいろな制約を受けています。不安感を持ちながら我慢を強いられる生活が続いていますので、はやく終息して元の生活に戻ることを望むばかりです。なかには落ち着いたら思うままに車を走らせて少し遠出のドライブに行こうかなという方もおられることでしょう。ところで、1月から自動車保険の仕組みが一部変更されているのをご存じでしょうか。「型式別料率クラス」というもので、保険料に影響があります。 今回は、その改定内容についてお話ししたいと思います。

1.型式別料率クラスとは

そもそも、型式別料率クラスとはどの様なものでしょうか。主な特徴は次の3つです。

(1)リスクをクラス分けしたもの

型式別料率クラスとは、自動車保険で車の型式ごとのリスクをランク付けし、クラスに分けたものです。「対人賠償」「対物賠償」「傷害(人身傷害・搭乗者傷害)」「車両保険」の4つの項目について事故実績に基づく料率クラスが設定されています。料率クラスの数字が大きいほどリスクが高いということになります。

(2)保険料に差をつけるもの

ご存じかと思いますが、自動車保険の保険料は一般に、リスクが高い車ほど保険料が高くなります。自動車の種類は多くありますが、保険金の支払実績が多い自動車と少ない自動車が出てきます。その中で保険料の差をつけるために型式別料率クラスを利用しています。

(3)事故実績でクラスは変更される

型式別料率クラスは、損害保険料算出機構が各保険会社から収集した保険実績をもとに毎年見直ししています。クラスが示すリスクよりも事故実績が大きければクラスが上がります。その反対で、事故実績が小さければクラスが下がります。

 

但し、自分が事故を起こしていない場合でも、同じ型式の車の事故が多い場合、その型式はリスクが高いということでクラスが上がり、保険料も高くなる場合があります。

2.改定内容

それでは次に、2020年1月に改定された主な内容を見てみましょう。

(1)自家用普通・自家用小型乗用車は17クラスに

自家用普通乗用車、自家用小型乗用車の型式別料率クラスは、これまでの9クラスから、各クラスの間にもう1クラスを設けることで17クラスに細分化されます。現行のクラス1から9は、現行のクラスをnとすると、改定後の(2n-1)クラスに相当します。

 

例えば、2019年のクラスが5であった場合で見てみましょう。

 ①見直し後、リスクが変わらない場合は、クラス9へ移動

 ②見直し後、リスク大の場合は、クラス10又は11へ移動

 ③見直し後、リスク小の場合は、クラス8又は7へ移動します。

なお、最小クラスと最大クラスの較差(約4.3倍)については、変更はありません。

(2)自家用軽四輪乗用車にも導入

現行は、自家用軽四輪乗用車については型式別料率クラスは適用されておらず、どの型式でも保険料率は同じでした。しかし、以前とは違い、自家用軽四輪自動車にも様々なタイプが出てきました。事故実績に差が出るようになり、クラスを分けることが必要となりました。そこで、今回から自家用軽四輪乗用車にも型式別料率クラスが適用されることになったわけです。

 

自家用軽四輪乗用車のクラス数は、保険料の急激な上昇を抑えるために17クラスではなく3クラスとされました。現行の保険料率と同じ保険料率となるのはクラス2です。クラス間の保険料率の較差は約10%です。そのため見直し後リスクに応じて、改定後は現行の保険料率よりも約10%高く、又は低くなる場合があります。

 

毎年のクラスの見直しの考え方は自家用普通乗用車・自家用小型乗用車と同じです。リスクが高い場合はプラス1又はプラス2の移動、リスクが低い場合はマイナス1又はマイナス2のクラス移動となります。

(3)ASV(先進安全自動車)割引の適用対象も変更

自家用軽四輪乗用車については、これまでASV(先進安全自動車、Advanced Safety Vehicle)割引が発売時期に関わりなく適用されていました。しかし改定後は、発売後3年以内の型式についてはASV割引を適用しますが、発売後3年超を超える型式については、型式別料率クラス制度により型式ごとの損害率が保険料に反映するため、ASV 割引は適用されません。

(参考)自動車保険 型式別料率クラスの仕組み(損害保険料算出機構)

3.型式別料率クラスを調べるには

ここまで、型式別料率クラスの内容を見てきました。ところで、皆さんは自分の車の型式別料率クラスがどうなっているのか気になりませんか。そこで、型式別別料率クラスの調べ方もお話したいと思います。

(1)損害保険料算出機構のサイトで検索可

型式別料率クラスは、損害保険料率算出機構のHPで検索することができます。自分の車の型式は、車検証の型式欄に記載されていますので、一度ご確認ください。ハイフン後のアルファベットと数字の組み合わせ部分を入力すると料率クラスが表示されます。

(2)実際の料率クラスは保険会社へ確認

但し、保険会社は損害保険料率算出機構で算出する料率クラスを修正して使用することもできますので、検索した料率クラスは保険会社が使用する料率クラスと異なる場合があります。おおよその参考にはなりますが、ご自身の保険契約に適用される料率クラスについては契約中(又は契約予定)の保険会社に確認されることをお勧めします。

 

4.まとめ 

いかがでしたか、今回は2020年1月からの型式別料率改定についてお話しました。

(1)今回のポイント

・型式別料率クラスとは、車の型式ごとのリスクをクラスに設定したもの

・自家用普通・自家用小型乗用車は17クラスに細分化された

・自家用軽四輪乗用車やASV割引にも適用される

・型式別料率クラスは、損害保険料率算出機構のサイトで確認できる

(2)最後に

今回の改定をを機会に、既に車をお持ちの方は、自分の乗っている車種のクラスの確認や自動車保険の見直しをすることをお勧めします。また、自動車を新たに購入する予定の方は、同じ車でも型式の違いで保険料に差が出ることを意識したうえで、ご検討されていはいかがでしょうか。

 

私たちのまわりには様々なリスクがあります。どんなリスクがあるか、どんな補償(保障)を付けるべきか、その都度アドバイスできるパートナーが必要ではないでしょうか。損害保険も、生命保険も、保険のことなら保険事業部へ。

 

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