賃貸マンション管理 お悩みあれこれVol.01 ~マンションに鳥が巣を作ったら~

賃貸マンション管理 お悩みあれこれVol.01 ~マンションに鳥が巣を作ったら~

管理部メンテナンスチームの山川です。

我々の業務は、賃貸マンション運営で、建物の日常的なメンテナンスを行なうことで、住環境の「安全性」と「快適性」キープすることにあります。いうなれば、『建物のアンチエイジング』の担当者です。

私たちが日常行っているメンテナンス業務で直面する、建物の維持管理に関する問題やいろいろな出来事を、ご自分で管理されている「賃貸オーナー様」や「入居者様」と共有できればいいなあと思っています。

第1回目は「マンションに鳥が巣を作ったら・・・」

さて?どうします?

鳥たちの巣づくりの季節

鳥が巣をつくる目的は、主として『繁殖』ですから卵を産み育てるためにも、エサが豊富な時期の方が親鳥としても都合がいいのでしょう。

草木が生え、虫たちが活発な3月、4月、5月にかけて巣作りを始める鳥が多いです。

 

同時に、この時期になると部屋の前やエントランスに鳥の巣があるので除去してほしいとの問い合わせが増えてきます。

入居者様から、苦情や撤去の要請をいただけば、対応しなけれなならないのですが・・・

 

 

鳥の巣を放置することによる問題

鳥たちは、自分たちの一番都合のいい場所で巣作りをします。それは、マンションの入居者の方々にとっては都合の悪い場所かもしれません。エントランスの軒下や、駐車場、駐輪場など人の往来が有る場所に巣をつくられると鳥の排泄物などによる被害が考えられます。

また、マンションのベランダや換気口などに巣作りをされると、これは、人の住まいと近接しますので、鳴き声などの騒音につながる場合があります。

巣周辺の糞による汚損、換気口に近いと、ダニなどが発生したとき室内に侵入するなどの被害も考えられます。

 

 

鳥の巣の撤去は法律で禁止されています

鳥の巣があるのを発見すると即座に撤去することが必要です。

しかし、巣の中に卵やヒナがいる場合は撤去できません。

 

環境省の「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」によると自然の動物を保護するために卵やヒナを捕獲する場合、学術研究や生活環境・生態系に係る被害の防止など、キチンとした理由と許可がないと撤去ができないことになっています。こうなると糞などが散乱しないように、入居者の生活に極力配慮した処置を行い巣立つまで待って撤去するしかありません。

結果、一番の対処法は、「巣を作らさない」「作成途中で撤去」するしか方法がありません。物件をよく観し、素早く対応することが第一ということですね。

春先の早朝に、ベランダで鳩が良く鳴いているとしたら、ひょっとすると、ベランダで巣作りを始めているのかもしれません

 

巣作りをされないために出来ること

軒先に巣作りをするツバメと違って、鳩はベランダの側溝や廊下の隅など、死角となりがちな床面に巣をつくり易いです。

特にベランダに、いろんな物を長期間放置していたり、しばらくベランダに出ていないと巣作りをしやすい環境になってしまっています。

ベランダはこまめに整理をして、掃き掃除を行うなど、頻繁に人が出入りするようにしておけば巣作り防止につながります。

また、共用部でもツバメがエントランスやガレージ駐輪場の軒先に巣を作り始めたら、早期にご一報いただけますと助かります。

 

ツバメが巣をつくると幸運?ひなが巣立つまでは、見守りにご協力を。

マンションなどにツバメがよく巣を作ります。

昔から、ツバメが巣をつくると幸運であると言います。 諸説ありますが、ツバメは害虫を食べるため、農家では害虫被害が少なくなり、作物がよく育ち幸運になると言われているみたいです。 しかし、ツバメ目線でいうと、卵やヒナの天敵である鳥たちが一番恐れているのが人間で、人の住むところに巣をつくるのが安全であるとツバメは思っているようです。要するに、人を一番信用してくれているということですね。 そう考えるとヒナの声とかもかわいく聞こえてきませんか? ヒナが巣立つまで親になったつもりで見守ってあげましょう。 私からもお願いします。

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